2015年5月28日木曜日

今日のコーディネート

まだ5月だというのに、連日の夏日。

ついこの間まで新緑だった街路樹も、
日に日に緑が色濃くなってきました。

夏に向けて、履き心地の気持ちよいサンダルを揃えたい季節です。





本日は、暑い夏でも足元から楽しい気持ちになるような、
ロインツのレースアップサンダルをご紹介します。

一見フラットソールに見えますが、実は「3Dコンフォート」と呼ばれるソール。
360度に渡りソールに丸みがあるので、足と地面との衝撃を弱め、
足全体に平均して体重がかかるように設計されています。

踵部に角が無いため、足が着地した時にスムーズに踵からつま先へと
足裏が転がるように前進します。

 
 

気づけばたくさん歩いてしまっているような、心地よいサンダルです。




Loints サンダル ¥28,000  (+tax)
organic handroom  ノースリーブ合せワンピース ¥35,186  (+tax)
organic handroom リネンゴムパンツ ¥19,445  (+tax)



starnet tokyo




















2015年5月26日火曜日

花器のある生活




















今年の5月は夏日が続いておりますね。
益子も暑い日が続いております。

店内では涼やかな気分にさせてくれる
草花を生けて皆様をお待ちしております。

本日は日常に花を生けてみたくなるような
小さな花器をご紹介します。



















郡司庸久さんの白磁の花器
道に咲いたお花を摘んで生けたくなるような小振りな花器です。
シンプルさと古道具のような素朴さが魅力的です。


















岩田智子さんの箱の花器
タタラ板を張り合わせて作られた箱形の花器は
オブジェのような存在感が有り向きを変えても雰囲気がかわります。
錆びたような鉄の色に、生きた緑とのコントラストが魅力的です。


家の中に生きた草花があるだけで、
ふとした気づきや癒しを与えてもらえそうですね。
花器一つで暮しが豊かになりそうです。




starnet 益子店

2015年5月24日日曜日

マキマロ Antique white のお洋服

草木染めのお洋服、マキマロから新しい色が届きました。

その色とは、アンティークホワイトです。





昨年は、ログウッドという植物で染めた“黒”が新色として
登場しましたが、今年は“白”がお目見えです。

マキマロのおふたりが、数年かけて追い求めてきたという
理想的な白色。
無染色の生地に何度も洗いをかけ、植物の灰汁を抜いていくという
方法で生まれる自然な白色です。
antique white の名の通り、年数をかけて変化をしたような
味わい深い色です。

アイテムは、Normandie organic cotton。
























少しリニューアルした、Ruglan linen。




夏に涼しげな、mar linen。
























これから形も少しずつ増えていくようです。

以下、マキマロさんからのお手紙にあった言葉です。

 「今までの染めたものは、色の変化を楽しむ
  アンティークホワイトは余分なアクが抜けて繊維本来の色に
  今度は日常の色を足していく、新しい提案です。」

今後ますます楽しみになりました。

 
 

2015年5月19日火曜日

初夏から育てる靴 duckfeet

新緑のエネルギーみちている5月。


綺麗な色の洋服、陶器に加えて、爽やかな風をきって歩む素敵な靴も揃いました。
以前からご紹介させていただいているduckfeetのサンダルです。
ナチュラルでやさしい皮革に加えて、こちらのサンダルはストラップがソールの下で、
1本につながっているというつくりになっています。
ひとつひとつ丁寧に作られた靴は、履いていくごとに履いていくひとりひとりの方に
馴染んで違った雰囲気に育っていきます。

 
 
爽やかな季節とともに歩んでいく新しい靴の履き心地を是非確かめにいらして下さい。
 
starnet tokyo                                                                                                                          
 
 
 
 
 
 

2015年5月14日木曜日

スターネットの器 作り手を訪ねて2


台風が去ってから、東京は30度に手が届く夏の暑さです。
太陽のまぶしさに比例して、緑の色も濃くなってきています。
しばらく期間があいてしまいましたが、器の作り手を訪ねる第2回目。

今回は大塚一弘さんです。
益子の窯元2代目として熟練の技を持ち、
益子焼の伝統を受け継ぎつつも常に挑戦し続ける
陶工・陶芸作家です。

スターネットのために作っていただいている
はっきりとした漆黒とほのかな白が美しい
薄く凛とした佇まいの器たち。
きめが荒いとされる益子の土でありながら
この薄さを実現できたのは、大塚さんの技だからこそです。




遊び心のあるドットや、益子伝統の飴釉を使った器たちも人気です。

  

大塚さんの工房は、スターネット益子からも程近い場所にあります。


 


いつも作業をされている工房内。
ろくろは2つあり、大塚さんと若手の女性お二人で轢いています。
この日は特別に、ろくろを轢いているところを見せて下さいました。



上の写真の土取りという工程では、形を作り始める前に
土の塊を上に持ち上げ、作るものに応じて
掌の中の土の分量を調整しています。




あっという間に形が現れ、最後に口の部分を棒状の道具で
丁寧に調節し、美しい花瓶が出来上がります。

大塚さんは益子の土、釉薬にこだわった製作を行っています。
スターネットでも定番商品として作っていただいている
飴色のものに使われている飴釉
 白いものに使われている糠白(ぬかじろ)釉も
益子の伝統的な釉薬のひとつです。

工房では、益子焼について
また今挑戦されている益子の新しい土を使った
プロジェクトについても熱く語ってくださいました。
益子焼の伝統を大切にしつつ、
それをふまえて新たなことにも挑戦していこうとする大塚さんの姿は
ものづくりの多くの可能性を感じさせてくれます。





こちらは窯のある部屋。
陶器市前でもあったため、焼きあがった器が所狭しと置いてありました。


陶器には「貫入」という、素地となる土と
上にかける釉薬(ガラス質)という2つの素材の違いから起こる
細かなヒビ状のものがつきものです。
それは裏を返せば、陶器だからこその味でもあります。

この貫入は一般的に窯で焼いたときに現れ
その後も持ち主の手に渡り使われていくうちに少しずつ変化していきます。

同じ器であっても貫入の色も形も、ひとつひとつが違います。
そして使えば使うほど、持ち主の暮らしを刻んだ
「その人だけの」器になります。

陶器は変化するもの、そして使い手が育てていくもの
という大塚さんの言葉がとても奥深く、印象的でした。


  


ただ今スターネットでは、定番の器に
夏を感じさせるさわやかな青色が加わっています。
ほかにも、大塚さんの手がけた美しい花器や大皿などもございます。

心と技の詰まったかたちと、滑らかな肌触りを
ぜひ確かめにいらして下さい。



2015年5月9日土曜日

マキマロさんの新色に加えて


マキマロさんからは、前回ご紹介したAntiqui Whiteの新色の他、
柔らかな色合いの各種ワンピースも届いています。





身に付けたいと思う色は、歩みながら変わってゆくものとマキマロさんは言います。


風の通り抜ける色の先に見えるもの。

今の自分にしっくりくるものを全身で感じて。
天然染料と手染めの色だけがもつ、大きなエネルギーを受け取って。

そうして、この生まれたて(染めたて)の色を連れ添って歩く。

育てながら、育ちながら。


是非、店頭でお手に取られてお肌で感じてみてください。
すてきな一歩へと繋がりますように。

starnet 東京

2015年5月8日金曜日

マキマロさんの新しい色



皐月(さつき)とは、早苗を植える時期を意味する「早苗月(さなえづき)」を略したものとか。
5月に入り、陽射しが急に輝きを増しました。
このきらきらとした陽射しが、春に芽吹いた命をぐんと育てるエネルギーに。
昨日、陶器市を終えた益子の里山から東京店にたくさんの恵みが届きました。
その中には、岡山で天然染めをされているマキマロさんから届けられたとても美しい新色も。




Antiqui White.

マキマロさんがずっと求めていたという白の色。
この春ようやくその色に出会えたと、悦び溢れるメッセージが添えられていました。

染め重ねるのではなく、アクを抜いていくというもうひとつのベクトル。
これまでのものは、染めた色の変化を楽しむもの。
そしてこの白の色は、繊維本来の色に日常の色を足していくという楽しみ。

マキマロさんからのこの春の新しい提案です。

店頭でうっとりするようなAntiqui Whiteを感じてみてください。


starnet 東京